百合と薔薇と紫陽花。 と、奥様ごめんなさい。(愛する妻へ)

花屋になって

もう22年になります。
その前は鉄工所勤め。

会社に入った当初は全然やる気がなく、いつでも辞める気持ちでいました。
ただ、休みがいっぱいあったので、とりあえずは仕事をして、休みには
遊び呆けて。

そんな中、知り合った今の奥さん。
花屋の娘。

でも彼女は商売屋が嫌い。
子供のころからお店が忙しく、かまってもらえない、どこにも連れて行って
もらえない。

お嫁に行くんだったら、サラリーマンで、背が高くて、次男坊で。
ひとまず、ご希望をクリア。

結婚したら、そうそう遊び呆けてもいられず、いつの間にか一生懸命に
仕事をするようになりました。(気持ちは遊びたくて仕方なかったが・・・)

そんなある日、奥さんの親と飲んでいるときに、仕事の愚痴を言ってしまいました。

「じゃ、ウチに来いよ」
飲んでいたとはいえ、「よし、それじゃ花屋になる!」

酒が抜けるとやばいこと言ったなぁとびびってしまいましたが、いったん言った
ことには引き下がれないたちで。

でもショックだったのは奥さんの方。 「え?」

無理やり説得して、泣かれて花屋になってから22年。
色々なことがありました。

それはまた後日に。



百合(ハイラックス)と赤薔薇(ピアノ)、紫陽花(春よ来い)。
きれいな花たちに囲まれて、幸せです。

そんなお花たちをお客様にお届けして、その時の笑顔がたまりません。

ということで、奥様、ごめんなさい。(笑)

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